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◆2012年3月4日(日) 飯館村ペットの飼い主さん支援会
お天気に恵まれ、飯館村にお住まいの住民対象の初めての支援会を行いました。
ALIVE10名、がんばれ動物クラブ(熊本)1名、NDN9名の合計20名。
訪問したのは3カ所で、伊達東公民館 約45世帯、松川町 学習センター 39世帯、
飯野町 学習センター 約90世帯、想像をはるかに超える参加となり、
開催前から玄関前に人が溢れ、駐車場は満杯、途中で物資が不足して
ALIVEふくしまさんが何度も買い足しに走ったものの、最後は途中でなくなる大変な事態になり、
わざわざ足を運んだ方には本当に申し訳なかったです。
次回の支援を約束して用紙に連絡先を記入してもらいました。
受付で迷子札とアンケート用紙、インフォメーション用紙を配布、
アンケートでは、現在の住まい、ペットはどこにいるか(飯館村の場合は仮設での飼育が
認められていません)、お困り事などを直接聞き取りしながら不妊去勢の大切さ、
狂犬病予防注射の案内など説明しました。多くは自宅にペットを置いて餌やりに
通っており、今まで知らなかったことがたくさんわかりました。
1、毎日〜1週間に1度、飼い主さんが餌やりに通っている。
2、2日に1回、見守り隊(住民によるパトロール)で各家庭に寄って餌やりを行っている。
3、東京電力の補償のための同意書(合意書?)では、「ペットのための区域内
立ち入りは1ヶ月に1回」と書かれている。→これではペットは生きては行けないので
飼い主さんは大憤慨していました。(お話を伺った方は、実際は2日に1回、お世話に
行っています。)
4、ほとんどの人が不妊去勢手術はしておらず、産まれた子猫、子犬はもらい手が
見つからないと川に流したり、捨てたりを繰り返し、残った犬猫を飼うので、
複数飼育の人が多く、中型犬を6、7匹とか、猫も10匹とか飼っている人も珍しく
なかったです。
5、放し飼いにしている人もいました。猫はほとんど外飼育です。
6、数少ない借り上げ住宅は、犬はオッケーだけれど、猫は不可。その結果、
犬は同居で、猫だけ自宅に餌やりに通っている人も何人もいました。
7、困り事の多くは「エサ代がかかること」「自宅まで世話に行くのが大変(特に冬場)」
でした。考えてみれば、今までは家庭の残飯を食べていたのが、今はフードを
購入して飼育頭数が多いので大変だと思います。
8、猫については名前がない、年齢がわからない、犬では体重がわからない方が
多かったです。
9、高齢者が多く、今までの仮設支援とはかなり違う印象を持ちました。
10、置き餌が原因で野生動物(イノシシやキツネなど)の餌付けになっている。
とにかく、1世帯で飼っている犬猫の数がとても多くて、
参加した方の多くは自宅に置いてお世話に通っている状況でした。
避難の長期化を考えると、可能なものについては仮設を含めて飼い主さん
と同居できる環境作ること、自宅に置いている動物については
助成金を行うなどして不妊去勢手術を早急にして、これ以上増えないための工夫、
目先のことよりも、福島の10年、20年後を見据えた飼育指導や
動物行政をすべきなのかもしれません。飼い主のみなさんは、それぞれに
ご自分の犬猫にはとても愛情を持っていましたが、適切な管理という意味では
外部支援が必要だと思いました。
何をすべきなのか、ちょっと考えさせられた支援会になりました。
【支援会の様子】
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